「LINEのパスワード、何にしたっけ?」。普段はそのまま使えているので、機種変更まで意識していないこともありますよね。わが家も、娘のLINEを引き継ごうとして困りました。
今回の経験で感じたのは、引き継ぎのときに慌てるより、今LINEを使えているうちに登録情報を確認しておきたいということ。この記事では、わが家の体験と、パスワードやメールアドレス、ログイン設定の見直し方をまとめます。登録メールにGmailをすすめたい理由も紹介します。
※設定の案内は2026年11月4日に確認した情報です。以下のパスワード変更手順は、現在のメイン端末で自分のLINEを利用できる方向けです。すでにログインできない場合や引き継ぎ途中の場合は、同じ手順では進められないことがあります。

娘のLINE引き継ぎで、パスワードが分からなくなりました
最近、娘が祖父から使わなくなったスマートフォンを譲り受け、LINEを引き継ぐことになりました。ところが、パスワードが分からず、引き継ぎと一緒に再設定することに。
娘のLINEには祖父母宅の固定電話番号を登録していたのですが、手続きをしていたのは夜の23時近く。認証の電話で祖父母を起こしてしまうのは避けたくて、ほかの方法はないかと考え、夫が自分の携帯電話番号を入力して認証を進めてしまいました。その後、夫のLINEでは、それまでのデータがほとんど失われてしまったんです。
最終的に、夫は元の電話番号でLINEを使うようにし、娘は夫が契約していた別のSIMの電話番号で登録し直しました。ただ、夫の以前のデータはほとんど戻りませんでした。
私はすべての操作を見ていたわけではないので、詳しい原因までは分かりません。この出来事は、復旧手順の紹介ではなく、わが家で起きた体験として書いています。
認証のためだけでも、家族の電話番号を試しに使わない
「認証番号を受け取れればいいのかな」と考えてしまいそうですが、電話番号はLINEアカウントの登録情報でもあります。公式ヘルプでは、同じ電話番号などを複数のアカウントに重複登録できず、別のアカウントへ登録すると元の登録が外れると案内されています。必要な登録情報がすべて外れると、元のアカウントが使えなくなる場合もあります。
だからこそ、別のLINEで使っている家族の電話番号を、試しに入力して認証を進めないこと。画面に家族の名前などが出てきたら、そのまま進まず、公式の案内を確認してください。
なお、現在の公式案内では、固定電話は電話番号認証に利用できない番号に含まれています。祖父母宅の番号を使っていたという話は、わが家の過去の登録状況であり、固定電話での登録をすすめるものではありません。
参考:LINE公式「登録情報を別のアカウントに登録する際の注意」/LINE公式「電話番号の認証ができない場合」
① パスワードが分からない人は、今使えているうちに設定し直す
LINEでは「登録済み」かどうかは確認できますが、登録したパスワードそのものは表示できません。未登録なら登録し、分からない場合は新しいものに変更します。今、メイン端末で自分のLINEを開ける方は、次の順に確認してください。
- LINEの「ホーム」から、歯車の「設定」を開く。
- 「アカウント」→「パスワード」を選ぶ。
- 求められたら、スマホのパスコードや顔認証・指紋認証で本人確認する。
- 画面の条件に合う新しいパスワードを登録・変更する。
- 設定したパスワードを、パスワード管理アプリなどに安全に保管する。
他のサービスと同じパスワードの使い回しは避けましょう。1Passwordなどの管理アプリを使うのも一つの方法です。LINEとメールのパスワードも、同じにしないことが大切です。
※引き継ぎ後24時間以内は、パスワードやメールアドレスを変更できません。ログインできない方は、操作を繰り返す前にLINE公式のパスワード・メールアドレスの案内を確認してください。
② 電話番号と、受信できるメールアドレスを確認する
同じ「設定」→「アカウント」で、登録している電話番号とメールアドレスも確認します。電話番号を変更する場合は、ほかのLINEアカウントで使っていないかも確認し、自己判断で家族の番号に置き換えないようにしてください。
メールアドレスは「登録してあるから大丈夫」ではなく、今も受信できるかが大切です。変更するときは「メールアドレス」から画面の案内に従い、届いた確認メールで認証します。
登録メールにGmailをすすめたい3つの理由
これから登録メールを見直すなら、私はGmailを候補にすすめたいと思います。ただし、LINEに登録するメールはGmailでなければいけないわけではありません。大切なのは、本人が管理し、必要なときに受信できることです。
1.迷惑メールやフィッシングへの対策がある
Gmailには、不審なメールの警告や迷惑メールへの振り分け機能があります。こうした機能があるのは、メールを管理するうえで心強いところです。
ただし、Gmailなら詐欺を完全に防げるという意味ではありません。大事なメールが迷惑メールに入る場合もあるので、LINEからの確認メールが届かないときは、そちらも確認します。メールのリンク先や送信元を確かめることも必要です。
参考:Google公式「フィッシングメールを報告する、回避する」
2.Googleのサービスを一つのアカウントで利用できる
Gmail、YouTube、Googleドライブなどを、同じGoogleアカウントで利用できます。普段Googleのサービスを使っている方には、管理するアカウントを整理しやすいのがメリットだと思います。
これは、別々のサービスに同じパスワードを使い回してよいという意味ではありません。また、一つのアカウントにまとめる分、そのアカウントを守ることも大切。2段階認証や再設定用の連絡先などを整えておきましょう。
参考:Google公式「Googleアカウントとは」/Google公式「アカウントのセキュリティを強化する」
3.スマホでもパソコンでも使え、通信会社の契約に依存しない
Gmailはスマホでもパソコンでも確認でき、携帯電話会社や自宅のインターネット回線を乗り換えても、その契約変更を理由にメールアドレスを変える必要がありません。機種変更や契約の見直しのたびに、登録先のメールアドレスまで変えずに済むのは便利です。
キャリアメールやプロバイダメールには、解約後も有料などの条件で継続できる場合があります。ただ、契約条件を気にせず使うメールを用意しておきたい方には、Gmailは選択肢の一つになります。
なお、「一生必ず使える」と保証されるわけではありません。個人のGoogleアカウントは長期間利用しないと削除の対象となる場合があるため、登録後も使い続け、ログイン情報を管理しておきましょう。
参考:Google公式「Gmail用のGoogleアカウント」/Google公式「無効なGoogleアカウントに関するポリシー」
③ LINEのログイン設定も、使い方に合わせて見直す
「Webログインの2要素認証」をオンにする
「ホーム」→「設定」→「アカウント」から、「Webログインの2要素認証」を確認します。公式にも有効にすることが案内されています。Web経由でLINE関連サービスなどにログインするときの確認を増やす設定で、トークのバックアップとは別のものです。
スマホだけで使う人は「ログイン許可」を確認
パソコンやタブレットなどの別端末でLINEを使わない方は、「設定」→「アカウント」→「ログイン許可」をオフにすることを検討できます。一方、パソコンなどでも使う方は、その利用に影響するため、一律にオフにせず、使い方に合わせて判断してください。
項目名や表示は環境によって変わることがあります。見当たらない場合や押せない場合は、むやみにオン・オフを切り替えず、アプリの更新状況や公式ヘルプを確認しましょう。
参考:LINE公式「乗っ取り被害を防ぐために確認したいこと」
④ 引き継ぐ前には、トーク履歴のバックアップも確認
パスワードを設定し直すことと、トーク履歴を残すことは別です。引き継ぎ前にはバックアップの状態やバックアップ用PINコードも確認し、旧端末のLINEを消したり、端末を初期化したりする前に、必要な準備を済ませます。
以前のスマホでLINEを利用できる場合には、パスワード入力なしの「かんたん引き継ぎQRコード」を使える方法もあります。ただし、引き継げるトーク履歴の範囲は端末やバックアップ方法で異なるため、公式ガイドに沿って進めてください。
パスワードや認証番号は、トークで送らない
家族の設定を手伝うときでも、パスワードやSMSで届く認証番号を、LINEのトークに貼り付けて共有しないようにしたいです。受け取った番号を誰かに教えるのではなく、本人が操作中の正しい画面かを確認して入力することが大切ですね。
もしパスワードを送ってしまったら、送信取消しだけで安全になったとは考えず、そのパスワードの変更を検討してください。今回は、便利さだけでなく、家族でアカウントを守るための準備も見直すきっかけになりました。
まとめ|LINEが使えている今のうちに、少しだけ確認を
- パスワードが分からなければ、今のメイン端末でLINEを利用できるうちに登録・変更する。
- 電話番号と、現在受信できるメールアドレスを確認する。家族の別アカウントで使う番号を試しに登録しない。
- Gmailは、迷惑メール対策・Googleサービスとの連携・通信会社に依存しない使いやすさが魅力。ただし安全対策と管理は必要。
- Webログインの2要素認証やログイン許可を、使い方に合わせて見直す。
- 機種変更前には、トーク履歴のバックアップと公式の引き継ぎ手順も確認する。
普段は何も考えずに使えているLINEだからこそ、困ってからの手続きは大変でした。全部を一度に完璧にするのではなく、まずは「パスワード、分かるかな?」と確認するところから。わが家のように慌てる前に、少しだけ見直すきっかけになればうれしいです。
関連記事
スマホの契約を見直すときにも、登録メールや引き継ぎの準備を忘れずに。わが家の通信費を含む固定費の見直しについては、こちらにまとめています。

また書きます😊


コメント